はじめて御来院の方へ
当院について

当院は自由診療専門の歯科医院です。(保険医療機関ではありません。)
患者さん一人ひとりに向き合い、最善の歯科医療を提供することを理念としています。完全個室の空間で、術前の問診、検査から治療まで全て歯科医師が責任を持って行います。
歯科ドック
当院では治療を行う前に必ず歯科ドックを行います。
患者さんにとって最善の治療を行うためにはまず、現在の状態を正しく理解する必要があります。そしてそれをもとに全体の治療計画を立ててから治療を開始する必要があるのです。
レントゲン検査、細菌検査、咬合検査など10項目以上の検査を行いあなたにとって最善の治療計画を立案します。
治療の流れ
- 1回目/初診・カウンセリング
約1時間初診時に当院の診療方針の説明と、カウンセリング、簡単な検査を行います。カウンセリングでは「何に困っているのか」「どのような歯科治療を望んでいるのか」など、歯科医師が詳しくお話を伺います。あなたのお悩みをお聞かせください。(強い痛みがある場合など緊急性が高い場合には応急処置を優先することもあります。) - 2回目/歯科ドック(検査一式)
約1時間 原則として、治療前には歯科ドックを受けていただきます。歯科ドックでは現在のお口の中の状態と、歯科疾患の原因を理解するため、細菌検査や咬合診査など10項目以上の項目で細かく調べます。必要な検査を追加するので、患者さんごとに検査項目が異なる場合があります。 - 3回目/歯科ドック(検査結果説明)
約1時間 検査結果をもとに、現在の状態やどうしてこうなってしまったのか説明を行います。ご自身のお口の中の状態を正しく理解することは、患者さん自身が適切な治療を選択する上でとても重要です。できるだけわかりやすい資料を用意して、正しく理解出来るようお手伝いします。 - 4回目/治療内容説明 約1時間 現在の状態から問題を改善し、長く健康な歯を維持するために最善の治療計画を立案します。この段階で、治療完了までのすべての治療計画と治療費の総額をご提示いたします。これを基に必要があれば治療計画を修正します。
- 5回目以降/治療開始 治療計画に基づき治療を進めます。治療には最善と考えられる治療法や歯科材料を使用します。また、痛みなど治療中の苦痛ができるだけない様に配慮しています。効率の良い治療を行うことによって、一般的な歯科医院よりも早く治療を進めることが可能です。
- 治療終了後/再評価・メインテナンス 治療の結果を再評価します。定期的にメインテナンスを行うことで、治療によって得られた良い状態を維持できるようサポートします。
*治療期間に制約がある場合などは通常とは異なる流れで治療を進めることもあります。患者さんによって状況は異なるので個別にお問い合わせください。
診療理念・方針

本当に必要としている患者さんに、
自分が知り得る最善の歯科医療をご提供します
再治療が少なく、長期的に安定する治療を提供します。
日本の歯科治療は、痛みを取り除く治療(対処療法)は得意ですが、問題の原因を解決する治療(原因療法)は苦手な傾向にあります。当院では、問題の原因を解決する治療で、お口の中の状態を長期的に安定させることを目指して治療を行います。
当院が選ばれる6つの理由
1.)認定医の確かな技術で安心のインプラント治療

治療を担当する歯科医師は日本口腔インプラント学会認定の口腔インプラント専修医です。取得の難易度は高く、専修医は全国に約1500人しか居ません。歯科用C Tやインプラントガイドシステムなどを使用し、患者さんの安全に配慮したインプラント治療を提供しています。他の分野に関しても講習会に参加し、日々研鑽を積んでいます。
2.)再治療が少ない長期計画で笑顔をサポート

人の歯は一度削ってしまうと元には戻りません。そのため、何度も治療を繰り返すと歯が弱くなり、抜歯が必要になる可能性が高くなっていきます。十分な検査を行うことで歯科疾患の原因を解決する治療計画を立案し、できる限り再治療にならないような歯科医療を提供しています。
3.)対話重視の診療で、あなたの不安を一緒に解決

当院は患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。また、歯科医院は口の中というデリケートな部分を対象にした場所なので、全ての診療を完全個室で行います。プライバシーが確保された環境で、「他の患者さんの視線が気になる」、「聞きたいことがあるけど聞けない」といったことが極力ないよう配慮しています。
4.)痛みを最小限に抑えた、心地よい治療体験

歯科医院が苦手という患者さんは非常に多いです。その理由の一つが「痛み」ではないでしょうか?そして、痛みを無くすための麻酔が痛いというのも良くあることです。当院では麻酔をする前に表面麻酔を使用したり、最も細い注射針を使用するなど麻酔が痛くないよう配慮して診療を行なっています。
5.)先進の治療法と材料で高品質な歯科治療

医療は日々進歩しています。世界的には有効性が認められていても、日本の保険診療では一般的に行われない治療法や使用されない歯科材料が存在します。当院は自由診療専門歯科医院なので、歯科医師の裁量のもと、患者さんの健康のために最も適していると考えられる治療法、材料を使用して治療を行なっています。
6.)精密な治療にマイクロスコープを活用

歯科治療はとても繊細な手技が必要な分野です。当院は最大で20倍以上に視野を拡大できるマイクロスコープ(歯科用手術顕微鏡)を備えています。そのため、従来は歯科医師の勘に頼っていた分野でも、拡大視野で目視して治療することが可能になり、精密で質の高い歯科治療を実現しています。
一般的な保険診療主体型歯科医療と、
当院の完全自由診療型歯科医療の違い
保険診療と完全自由診療の違い
歯科医療における保険診療と完全自由診療には、それぞれ利点と欠点があります。
【保険診療の利点】
自己負担額が低いため、治療費用が抑えられることです。また、国が定めた診療報酬が支払われるため、歯科医療機関によって診療費用に大きな差が生じにくく、国が定めた診療内容に基づき、患者さんが必要とする一定の治療内容を受けることができます。
【保険診療の欠点】
保険診療主体でも保険適用外の治療には自己負担額が高くなることがあること、診療時間の制限や治療内容に制限がある場合があること、治療内容によっては、保険適用範囲内では十分な治療が受けられない場合があることです。
【完全自由診療の利点】
治療内容や診療時間、治療費用に制限がないため、より高度な治療を必要とする場合には、適切な治療を提供できることです。また、保険適用外の治療にも対応できるため、より幅広い治療内容を提供でき、患者さんの要望やニーズに合わせた、よりカスタマイズされた治療を提供できます。
【完全自由診療の欠点】
治療費用が高額になるため、自己負担額が増えること、歯科医療機関によっては、診療費用に大きな差が生じることがあること、治療内容によっては、保険適用範囲内で十分な治療が受けられる場合があるため、患者さんが必要性を判断する必要があることです。
どちらを選ぶかは、患者さんのニーズや治療内容によって異なるため、慎重に判断する必要があります。保険診療が適切な場合もあれば、完全自由診療が適切な場合もあります。重要なのは、自分にとって適切な治療方法を選択することです。
保険主体型 | 完全自由診療型 | |
---|---|---|
目的 |
|
|
初診時 |
|
|
術前検査 (口腔内の状態、リスクの把握) |
|
|
診断 |
|
(前述に加えて)
|
現状の説明と治療計画立案 |
|
|
治療方針の決定 |
|
|
治療開始後 |
|
|
治療完了後 |
|
|
予防維持・管理 アフターフォロー |
|
|
保険主体型 | ●現在ある症状を解決するため、最低限の対処療法(再治療が多い) |
---|---|
完全自由診療型 | ●長期的な健康のため、根本的な解決を目指す原因療法(再治療が少ない) |
保険主体型 | ●問診票を書くのみ ●女性スタッフによるカウンセリング |
---|---|
完全自由診療型 | ●問診時から院長自らが1時間程度の時間をとり、個室にてカウンセリング |
術前検査(口腔内の状態、リスクの把握)
保険主体型 | ●医院スタッフが行うことが多い ●パノラマ(大きなレントゲン) ●歯周病のチクチクする検査(歯周組織検査) ●口腔内写真撮影 |
---|---|
完全自由診療型 | 全ての検査を歯科医師が実施 (前述に加えて) ●顔貌写真撮影 ●お口の各部位が詳細に分かるデンタル12枚法によるレントゲン ●必要に応じて歯科用CT、骨格分析用レントゲン(セファロ)、顎関節レントゲン ●むし歯リスクの詳細を把握する唾液検査 ●歯周病の根本原因である歯周病菌検査 ●咬み合わせの不正を検査する咬合精密検査 など |
診断
保険主体型 | ●歯科医師の目視 ●上記レントゲンなどの基本情報による診断 |
---|---|
完全自由診療型 | (前述に加えて) ●歯型模型を製作した上での、噛み合わせ不正箇所の特定 ●根本的な虫歯、歯周病リスクの把握 ●歯科用 CT による歯を支える骨の状況や、顎関節レントゲンによる顎関節の診断 など |
現状の説明と治療計画立案
保険主体型 | ●説明資料があまりなく、専門用語が多く、分かりづらいが、忙しそうで聞きづらい ●質問はスタッフが答えることが多い |
---|---|
完全自由診療型 | ●歯科医師である院長自身が1時間以上の時間を確保して説明 ●事前に資料を作成(約2時間程度の作業) ●質疑応答も院長が実施 |
治療方針の決定
保険主体型 | ●「あとは考えて決まったら次回教えてください」と言われることが多い ●消化不良のまま選択を迫られることが多い ●全体を見ていないので後から追加で治療の説明をされることもある(右側の治療が終わってから左側の治療を説明されるなど) |
---|---|
完全自由診療型 | ●必要であれば歯科医師が再度説明、相談を実施 ●術前に治療完了までの方針、治療費を決定 |
治療開始後
保険主体型 | ●流れ作業的になることが多く、治療内容(今・どこを・どんな)を把握しづらい |
---|---|
完全自由診療型 | ●毎回、当日の治療内容をきちんと説明すると共に、次回以降のスケジュールも確認 |
治療完了後
保険主体型 | ●「今日で終わりです」というだけでなんとなく終了 |
---|---|
完全自由診療型 | ●これまでの治療結果も資料化し、治療前と治療後の違いや状況を細かく説明 ●メインテナンス中のアドバイスも実施 |
予防維持・管理、アフターフォロー
保険主体型 | ●予防メンテナンスは保険が効かないため、病状が残っている場合に限り実施 ●歯科医師が口の中を確認しないこともある ●表面のクリーニングと歯ブラシ指導のみ |
---|---|
完全自由診療型 | ●治療後の全ての患者さんに推奨 ●毎回、歯科医師が口の中を確認 ●予防処置の他に噛み合わせの確認や、必要に応じてレントゲン検査も実施 |